さあ、4月からの新年度を迎え、この一年をどう過ごすかということを考えた。
やはり子どもと一緒にいるというのは誠に素晴らしく、子どもたちは自然と進級、進学というイベントを迎えるため、新たな一年をスタートさせてくれる。大人になると一年の重みは小さくなるのだろうか。毎年変わらぬ日々を送る人が多く、1年で大きな変化を遂げる人がなかなかいない気がする。
今年は塾の運営が3年目で少し落ち着いてきたため、2つのことに重点をおくことにした。
①問題作成に時間を使う
②通信制大学で理科の知識を得る
この2つを目標にした。
問題作成に関しては今までも行っていたが、今年度はもう少しそこに比重をかけていきたいと思う。
通信制大学については多くの大学を検討したが、自分が学びたいことが手軽に学べる大学を選択し、4月から入学した。テキストなどの書き方なども含めて、大学生向けの書き方ではあるが、自分の仕事に応用できる部分も多く、日々勉強だなと改めて感じさせてくれた。
環境の変化というのは、本当に素晴らしい。
もちろん変わらぬものもたくさんあるが、その中で少しの変化、マイナーチェンジを遂げていくことが大切である。
環境の変化を予測することは難しい。寧ろ、容易に予測できる変化というのは、変化とは言わない。
予測もできなかった変化に後出しじゃんけんのように対応していくことしかできない。
またはある程度の予想をして準備をする他ならない。
生物の世界では、環境の変化に対応していき、それに順応できた者だけが生き残ることができる。
今、ホモサピエンスはコロナウイルスによって大きな変化を受けている。
しかし、生物たちも狂牛病・鳥インフルエンザなど大きな流行性の病気を乗り越えてきた。
家畜であった故、人間の手によって蔓延を防いだように思われたが、彼ら自身であの状況を乗り越えたとしたら、今はどうなっていたのだろうかと、ふと考えることがある。
今、生き残っている、私達の身の回りにいる生き物は間違いなく勝者である。
多くの生き物が絶滅していった中、またこの自然環境をかき回す人間の存在にも屈せず生き残っている彼らの生き方から、今一度、私たちは学ばなければならないのだ。